ご挨拶
北辰一刀流玄武館宗家六世
小西真円一之
平成20年6月1日、私の父であり北辰一刀流玄武館宗家五世である小西重治郎成之が89歳で天寿を全うしました。
平成21年5月31日に館長襲名披露を行い、宗家六世として玄武館館長を引き継ぎました。襲名披露宴には千葉家の千葉様や千葉周作先生の生家の村上様の他に当流とかかわりのある多数のご来賓にご列席いただきました。また後日、千葉栄次郎先生の子孫の熊木様には玄武館までお越しいただき、当流の発展に多大な期待を寄せていただきました。
現在の玄武館道場では、若い世代から壮年まで、男女を問わず門下生が日々精進しています。北辰一刀流は千葉周作先生の血のにじむような修行により創り上げてきた日本独特の伝統文化である剣術流派の一つです。玄武館は大きな夢を持ち志を同じくする仲間が集い互いに切磋琢磨しながらともに歩み成長していく道場です。北辰一刀流宗家として素晴らしい武道文化のひとつである北辰一刀流を日本および世界に広げていくため、これからも門下生とともに精進していく所存です。
北辰一刀流玄武館本部塾頭
宇都宮支部至誠塾塾長
日高見響成虎